千葉県の野良猫無料避妊手術

県の職員さんに間違われたハナシの続きです。


「飼い主のいないねこ不妊去勢手術事業実施計画」募集のお知らせ
ってのが千葉県にもあったんですが

うーんやっぱり、深くて広い河がある…
住人が言い出しっぺになって、自治会長や行政の担当者
（って、どこの部署？？？、地域猫対策課ってのは無いと思うけど…）
に根回しして、ハナシまとまったエリアの猫だけ受け付けますよ、
の仕組になってるなー。

「８週間で効果を実感！
TNRは地域猫活動の要。今なら無料チケット20枚付きで専門員がお伺いしまーす」
（ダイエットのキャンペーンか？） ってわけには行きませんねー。

とは言え、良い材料もいくつか
（県に電話して訊いた）。

（１）担当者の若いお兄さんは、職務内容をよく研究なさってる。
ダミ声の おっちゃんが、いかにもヤル気なさそうに喋るのとは、やはり違う。


（２）執刀者は、犬猫の扱いに習熟してる開業医さんが交代で来てくれるらしい。
昔の噂では、「センター所属の獣医師（牛馬等が専攻でも、免許さえあればの名義貸し状態）が、やっつけ仕事で執刀するから死なせちゃう」なんてのも聞いたけど…。

ガス麻酔ですか、
筋膜 腹膜 表皮 の３層べつべつに縫合してくれますか、
訊いたら、そこまでは分からないが
「お引受けする以上は、一般の患者さんと同じように ちゃんとやります」と言ってもらってるらしい。


（３）実施場所は東葛センター。
へー？ てっきり富里かと思ってた。


（４）「行政の担当者」は、飼い犬の登録や狂犬病の集団予防接種などを扱う部署
（を、県としては想定している）。
そーなのか。「うちの市には野良猫対策課は在りません」と のらくら逃げられずに済むなー。


良くない材料。
（１）「あくまで住民主体」の事業なので、住民のいないエリアは受け付けない。
公園、学校、墓地霊園、その他公共施設等に住み着いてる猫は、対象外。

そういう所に いっぱい居るんだけどね〜…。
その周辺の住人が「猫で迷惑してるから避妊手術したい」と言えばOKだそうな。


「無料避妊手術」を餌に、いがみあってる住人どうしを話し合いのテーブルにつかせる作戦なのかもしれない。
ある意味 正しいけどね。


字ばっかりなので、お詫び（？）に
「床屋の角」の黒三毛さん、むっちり元気の図。





□□□にほんブログ村