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Channel: 公園猫を見守る会
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隠れ里、書類の山 その9

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青息吐息、「対象猫リスト」まで出来ました。
ここまででも相当な労力ですが、この先に なお立ちはだかるのがコレ、添付書類の(5)。



「貴団体」ってのは、TNRを実施する「事業主体」。
住民さん3人以上で構成され…っていうアレ、「どこそこ地域猫の会」ですね。

そこに対して、自治会さまとボラさんと、保健所担当者が「あーどうぞ おやんなさい、反対はしませんよ」と一筆入れる…

変なハナシですよね
自宅周辺に捨て猫されて困っている、とにかくこれ以上増えないように不妊手術したい、行政の力を借りたい
というだけの事なのに、自治会さまにお伺いをたててミトメ印をもらわなきゃいけない。

「ダメです、やめてください、うちの自治会は『野良猫天国で町興し』を目指してるんです。どんどん産ませましょう、産めよ増やせよ地に満ちよ」

と答える自治会は、おそらく無いでしょう。
「あーそうですか、いや実は他の皆さんも野良猫には困ってましてね、そうですか、お宅様がやってくれますか、こりゃありがたい」
と普通なら進みそうなもんだ、と思いたいですが、なかなかそうも行かない。


「は…? ちょっと待ってくださいよ?」
と老眼鏡を押し上げて添付書類を読み始め、あまりの多さと字の細かさ、言い回しの難解さに途中でいやになり

「……だめだこりゃ、すこしお時間いただけませんかね?」
となり、申請書類の束は玄関脇かコタツの上にでも投げ出されて数週間(想像)。

「あの~、この前の件、どうなりましたかね…」
と申請者さんが揺すってみると
「ぁー…(めんどくさいので読んでませんとは言えず)、あれですか、あれはですねぇ、そうですね、自治会長の一存でどうこう言えるものでもなさそうなので、一度 町内のみなさんのお話も聞いてみないと、となると次の会合は…いやあれは役員さんしか来ないから、皆さんに来てもらうとなると総会ですか、となると年度末の三月ですかねぇ…」(想像)

ふざけんなよ、それじゃ間に合わねー!
とボランティアがブチ切れて、この件 頓挫?


さにあらず、意外な展開を辿りました、待て次号(すぐ書きますから)。

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