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Channel: 公園猫を見守る会
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「ご家族の お気持ち」

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どうも、ネガティヴな話なので、耳触りの良い美談に書けません…。

「やっぱり猫屋敷」、うまくいっていません。

預かりさまにお願いした最初の3匹は、圭佑くん・メイサちゃん・アリサちゃんと素敵な仮名を貰って幸せ猫への道を歩んでる様子、とても ありがたいことです

不思議なおねえさんに貰われて行った黒猫も、大切に治療してもらって、「チュチュ」という可愛い名前を授かったそうな。


が、その後が続きません。
餌やりシニアさんは猫を減らしたい気持ちはあり、避妊も里親募集も同意してくれてますが、娘さんが急に怒りだし、ヒステリックに何時間もわめくそうな…。

「子猫を網でがんじがらめに捕まえるなんて かわいそう、残酷。」

「避妊手術なんて不自然で残酷。子猫はどうせ長生きしないんだから、増えて よそさまに迷惑かけるわけでなし。ただ うちの庭で生まれて、そのまま うちの庭で死なせてやりたい、ってだけじゃない」

え、長生きできない子だからこそ、死ぬために生まれてくるのはかわいそうだから、親猫を避妊してあげたいんですが…???
なんかこう、タヒチの子猫殺しみたいな、独特の生死感をもつひとなのかな??

子猫の治療も拒否。
「知らない人に捕まって病院に連れていかれたら怖がってストレスになる、かわいそう」
薬を渡すから餌に混ぜて投薬…も拒否です。とにかく放っておいてほしいんだそうです。

庭に捕獲機を置くのもダメ。
「素手で捕まえるから」
と親御さんは言ってましたが、私を怒らせないためのリップサービス(?)か、もし本気だったとしても今まで捕まらなかったものが、奇跡は起こらず。


目先の小さな「かわいそう」に敏感すぎ。
その結果 起こる大きな残酷には無頓着すぎ。
個人の庭なんで、「ご家族のお気持ち」を無視してまで ズカズカ入り込むわけにもいきませんが…。



救いのないハナシですみません、お詫びにウチ猫でも。


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